三振がとれない

2017年WBCで侍ジャパンはキューバを相手に11対6で初戦を飾った。
初回から最終回まで両軍素晴らしいプレーの数々で、改めて「野球は面白い」と実感した。
今回の勝因はなんと言っても守備だと思う。
初回の菊池のダブルプレー、センターの青木は後方に抜ける当たりを止めた事とタッチアップにはなったが右中間の大飛球をキャッチしたのは見事だった。
どのプレーも抜けていたら流れがキューバに傾き、さらに大量の得点を許していただろう。

一方、気になるのは投手陣だった。
なんと言っても先発の石川をはじめ、全投手がほとんど三振をとれなかった。
結果的にはアウトになっていたが、たまたま野手の正面に飛んだりファインプレーに助けられたりと、観ていて心臓に悪い事この上ない。
第一回、第二回は松坂、マー君、ダルビッシュなどエースと呼ばれる存在がいたが今回はいない。
大谷は怪我で出場出来なかったし、藤波もまだ頼りない。
こうなると、継投の妙が勝敗を大きく左右する。

星野ジャパンの北京オリンピックでは、調子が悪いにも関わらず抑えの切り札に中日の岩瀬を使い続け敗退した。
星野ジャパンが敗退した準決勝の試合で岩瀬がリリーフに登場した時、義理の母でさえ「岩瀬じゃ駄目」と言っていたのを思い出す。
60半ばのばあさんにも結果の予想出来るあきらかな失策だった。
第二回のWBCでは調子の悪かった阪神の藤川球児の替わりに、先発要員のダルビッシュを抑えに起用し見事連覇を成し遂げた。
今回のキューバ戦では、二番手ピッチャーの則本をガマン強く使っていたが、ついに辛抱たまらず交代した。
あそこで交代しなかったら大量得点を許していただろう。
それほど、投手起用は重要なのだ。

かといって、打撃はあてに出来るものではない。
そもそも打撃とは10回打って3回打てれば上出来な訳で、ましてや年間30本を打つホームランバッターも130試合で計算すると4試合に1本の割合でさえ打てていないのだ。
だから11得点なんて、たまたまでこれが毎試合続くとは考えにくい。

やはり、相手を0点に抑えるのが勝利への近道だ。
相手が0点ならば、こっちは1点で勝つ。
今回のキューバ戦では3番手以降の投手を惜しげも無く早めに交代した。
きっとベンチの方針が変わったに違いない。

今回のWBCの優勝は正直キツイ。
小久保ジャパンの首脳陣が限られた駒でどう戦うかを、そしてどこまで戦えるかを見守りたいと思う。
Wiki-matsudo
松戸SNS





キューバ戦勝利も喜べない理由ブルペンに明確な役割分担を――
https://baseball.yahoo.co.jp/wbc/column/detail/201703080004-spnavi

中島大輔 2017/3/8 7:00

緊張感のあるWBC初戦・キューバ戦に勝利した侍ジャパン。好スタートを切ったものの、世界一への課題も見えた一戦となった【写真は共同】
 ミックスゾーンで立ち止まった則本昂大は2番手としてマウンドに上がったキューバ戦について、目尻をつりあげながら振り返った。


「収穫はあるので、どうこう言われる筋合いはないかなと思っています」


 この言葉こそ、3月7日、野球日本代表「侍ジャパン」が第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で迎えた幕開けを最も象徴しているように思えた。

日本を勇気づけた菊池のダブルプレー 世界一経験者・岩村明憲氏が解説
小久保監督「予想以上の重圧だった」 日本vs.キューバの試合後会見
地力の差が感じられた試合

 11年前、第1回大会の決勝で争ったキューバと今大会では初戦で激突し、11対6で勝利した。小久保裕紀監督が前日に「独特な緊張感がある」と話していたオープニングゲームで、第2ラウンド進出を争うと見られていた相手を初戦で下したことは何にも増して大きい。


 内容的にも実りある試合だった。1回表のピンチをセカンド・菊池涼介の好守で切り抜け、直後に3番・青木宣親、4番・筒香嘉智の連打で先制。中盤に山田哲人、坂本勇人と主力のバットで勝ち越すと、指揮官がスタメンを悩んでいたというサードの松田宣浩が3ランをレフトスタンドに突き刺した。試合終盤にリードを詰められたとはいえ、キューバとの地力の差を感じられる試合だった。


 だが、「世界一奪還」を掲げる侍ジャパンにとって、喜んでばかりはいられない。同時に、多くの課題も浮き彫りになった一戦だったからだ。

乱戦の分岐点となった7回

 5回終了時点で7対1とコールド勝ちさえ見える展開になりながら、終盤は乱戦に持ち込まれた。その分岐点となったのが7回表、5回から登板して3イニング目となる則本を続投させたことだ。この日、則本は2番手として登板することは決まっていたものの、どれだけのイニングや球数を投げるかは展開次第となっていた。


「シーズンと一緒でそんなこと(どれだけのイニングを投げるかということ)は考える必要ないし、自分は与えられたところで投げるだけです」


 5、6回は6人を完璧に抑えながら、7回は打者6人に5本のヒットを浴びて3失点し、このイニングを投げ切れずに降板した。冒頭のコメントは、「2回を完璧に抑えながら3イニング目に打たれたのは中継ぎの難しさか」と質問したときの回答だ。則本は“収穫”として、試合に投げられたこととチームの勝利と答えている。

力勝負も選択できた則本の失点



2番手として登板した則本は5回と6回はともに3者凡退と完璧なピッチングを見せたが…【写真は共同】
「(この日のボールは)悪くはなかったけど、コントロールにばらつきがありました」


 それでも5、6回は完璧に抑えた一方、7回は捕まった。


「厳しいところをカットされて、カウントが進んで、難しいところはありました。勝ち進んで行けばまた(キューバと)当たるかもしれないので、それは次回しっかり修正すればいいと思う。そこはピッチャーだけではなく、バッテリーでもう1度話し合ってやるべきだと思います」


 7回表無死2、3塁で迎えた代打アービレイスに対し、フルカウントからの7、8球目はストレートを続けてファウルされた後、9球目の外角スライダーをセンター前にタイムリーとされた。ストレートで押し込んでいただけに、最後まで力勝負という選択肢もあったはずだ。

捕手の小林は単調なリードを反省

 一方、先発マスクをかぶった小林誠司はこの日のリードについて、こう振り返った。


「途中から(変化球に)合い出したと思いました。点差が開いたときに、僕自身(のリード)が単調になった部分があるので、そこはしっかり反省していきたいと思います」


 7回は則本の投げたい球と、捕手の要求が一致していなかった。キューバ戦ではリードを逃げ切れたから良かったものの、もっと強い相手との対戦を勝ち抜くには、バッテリーの意思を統一できるようにコミュニケーションを重ねていかなければならない。

キューバ戦勝利も喜べない理由ブルペンに明確な役割分担を――

初めてのWBCで予想以上の重圧

3イニング目となった7回に集中打を浴びて3失点を喫した則本【写真は共同】
 そもそも7回表の則本の続投も疑問符がつく。


 先発・石川歩の後を受けた則本が5、6回を完璧に抑え、7対1で7回表を迎えた。継投をするには万全のタイミングで、3人目の投手を送り込んでくると思われた。そうすれば則本をいい結果で降板させ、次の登板に備えさせることができる。加えて、余裕のある点差で他のリリーフ陣を送り込むのは、WBCの緊張感を経験させる点で意味があるからだ。


 しかし、小久保監督にはそうした余裕がなかった。「正直、予想以上にプレッシャーがかかっていた」と振り返ったが、それはある意味仕方がない。指揮官にとっても初めてのWBCの舞台だ。

抑え候補・秋吉が8回途中で登板

 問題は、中継ぎのリレー方法に見られた。「クローザーの第一候補」としていた秋吉亮を8回途中に投入し、9回を牧田和久に任せた起用の理由を聞かれ、「理由というか……今日に限っては予定通りです」と含みを持たせて答えたのだ。


 8回表、2死二三塁からマウンドに上がった秋吉は、登板までの段取りをこう振り返っている。


「(投手コーチの)権藤(博)さんから伝達が来て、『もしランナーが出たら』という感じで言われました」

準備しづらいと言っていられない



クローザーの第一候補だった秋吉だが、8回2死二三塁のピンチで登板し、タイムリーを浴びた【写真は共同】
 8回の頭から4番手として登板した平野佳寿が2死2、3塁のピンチを招くと、ベンチは秋吉にスイッチ。しかし、グラシアルにセンター前タイムリーを打たれ、2点を返された。秋吉は「一応、準備はしていました」と話したが、ピンチを無失点で切り抜けることはできなかった。


 小久保監督は記者陣の前で「クローザーの第一候補は秋吉」と語っているが、秋吉自身は「そうは言われていないので、自分が抑えなのかはわからない」と話している。


「今日みたいに8回、ああやってランナーがいる場面で行くときもあると思います。それ(登板機会)はその日にならないとわからないので。でも、それでは準備しづらいと言っているような舞台ではない。準備しておかないといけないですし、8、9回なのかなという感じはしています」

プレミア12の韓国戦と同じミス

 あくまで推測だが、8回を平野が抑えていたら、9回の頭から秋吉を送っていたのではないか。もしくは秋吉の登板はこの日はなく、9回を牧田に任せていたのかもしれない。いずれにしてもはっきりしたのは、小久保監督が「今日に限っては予定通り」と話したように、ブルペンの起用法はいまだ固まっておらず、本人たちにも告げられていないということだ。


 則本や秋吉の言うように、投手自身はいつでも行けるように準備をしておくしかない。それがプロフェッショナルの仕事と言えば、それまでだ。しかし、出番が決まっていたほうが、登板までの準備がしやすいことは間違いない。


 さらに言えば、2015年11月に行われたプレミア12の準決勝で韓国に逆転負けを喫したのは、ブルペンの役割分担を明確にしておらず、万全の準備をできなかったことが大きい。この日のキューバ戦は勝利したとはいえ、小久保監督は同じミスを犯しているのだ。

ブルペンの役割を明確にすべき

 超短期決戦のWBCでは、則本が言うように、チームが勝つことこそ最大の収穫だ。ただし、この日勝利したキューバは、11年前の決勝で激突したときのような強敵ではない。主力の多くが亡命し、かつて「赤い稲妻」と恐れられたチームから大きくレベルダウンしている。


 今回のWBCで日本は、組分けにかなり恵まれた。京セラドーム大阪で行われた強化試合を見る限り、キューバ、オーストラリア、中国とも負けるような相手ではない。しかし、2次ラウンドで対戦するであろうオランダやイスラエルは手強い。さらにその先で待つアメリカやドミニカ共和国、ベネズエラは、この日のキューバとは比較にならないほど重量打線を誇っている。そうした相手に勝つには、投手陣が最善の準備をしてマウンドに向かうことが不可欠だ。


 相手の力が劣る1次ラウンドは、ブルペンの役割分担が不明確でも勝ち抜ける。しかし「世界一奪還」を掲げるのであれば、相手がくみしやすいうちにブルペンの形を定めていくべきだ。キューバに喫した被安打11、失点6を、明日への糧にしなければならない。

中島大輔

1979年埼玉県生まれ。上智大学在学中からスポーツライター、編集者として活動。05年夏、セルティックの中村俊輔を追い掛けてスコットランドに渡り、4年間密着取材。帰国後は主に野球を取材。著書に『人を育てる名監督の教え すべての組織は野球に通ず』(双葉新書)。2013年から中南米野球の取材を行い、2017年『中南米野球はなぜ強いのか』を上梓。
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.07 2017 スポーツ comment0 trackback0

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